2008年 07月 20日
涼しげに生けるには |
今月お花教室の今回のテーマ。
「焼き締めのうつわに生ける」
そして、プラスαで、この暑い暑い季節にうまく利用したい
涼しげに見える'水'の使い方を教えてもらいました。
焼き締めの器は、釉薬がかかったものに比べ
水に濡らしてみると、乾いた表情がえらくしっとしりして見えてきます。
その特徴を活かして、花生けにも活用してみる。
土のしっとりした表情をうまく引き出し、涼しげに演出。
また水の使い方としては
生ける器に、いつもよりも多く水を注ぎ、
その水面を見せる。
黒めの器は、水の面を一段と映えてみせてくれる。
淵があるものなどは、表面張力を活かして、
水の表面を盛り上げてみたり・・・
などなど。
花、緑ともに、'水'も生ける、つもりで。
こんな季節に、少しでも涼しくみせる生け方を
学びました。
すぐ生けた花もダウンしてしまいがちなこのシーズン。
生ける器を生ける前に冷蔵庫で冷やして
生ける前に全体的に一度水を通しておくと
入れた水を一定に保つ効果があるそうです。
今回、上下写真の花器は、ともに教室にて使わせてもらったもの。
↓の花器は、もともとたて使いの壁掛け用につくられたもののようなのですが、
横使いにしても使える!
すずりのようなかたちと大きさ。
上表面に水を薄く張ってみたら、
これまた涼しげ~
by hanahiraku0715
| 2008-07-20 07:29
| 花・緑